早くもビデオ判定対決!侍ジャパン白熱の準決勝、三回までに4度
「WBC・準決勝、日本-米国」(21日、ロサンゼルス)
日本-アメリカの準決勝は、早くも“ビデオ判定対決”の様相を呈してきた。
【写真】ビデオ判定で幻弾に…侍・山田の大飛球をファンがキャッチ
まずは二回、1死からホスマーの三ゴロの判定で、リプレー検証が行われた。さらに三回には無死一塁から、スタントンの強烈な打球が三塁へ。松田が好捕して二塁へ送球、一塁へ菊池が転送して併殺が完成した。だが、菊池がベースを踏んでないとしてリプレー検証。ここでは判定が覆って、二塁がセーフとなった。
三回は日本の攻撃で、1死一塁から山田の打球が遊撃左へ。一度落球したクロフォードが二塁へ送球したが、間一髪のタイミングでアウトに。ここで小久保監督がベンチを出て、リプレー検証を求めた。判定は覆らずプレー再開すると一走・山田がスタート。二盗を決めたが、ここでも微妙なタイミングに、米国ベンチがリプレー検証を求めた。
小久保監督は試合前から。「ビデオ判定というのがね、日本ではなかなかなじみがないので。非常に際どいプレーに対して、積極的にビデオ判定を使うなという印象を持っている」と警戒していた。三回までで4度。序盤からリプレー検証の応戦となっている。
首相官邸前でも200人超が抗議 山城議長の釈放求め
首相官邸前でも200人超が抗議 山城議長の釈放求め
沖縄平和運動センターの山城議長の釈放を求る抗議行動で声を上げる参加者ら=13日、東京・首相官邸前
【東京】米軍基地の建設反対運動中に公務執行妨害や威力業務妨害などで逮捕・起訴され、約4カ月半の身柄拘束が続く沖縄平和運動センターの山城博治議長の即時釈放を求める抗議行動が13日、都内の首相官邸前であった。200人以上が「人権侵害を今すぐやめろ」「沖縄への差別政策を許さないぞ」などと声を上げた。沖縄・一坪反戦地主か関東ブロックの主催。
沖縄の闘いと連帯する東京東部集会実行委員会メンバーの山本裕子さん(60)は「山城さんの命を、沖縄の人の命を何だと思っているんだ。本土の人間としてとても悔しく、情けない。地道に声をあげ、広げていくしかない」と訴えた。
沖縄からの電話報告で、同日午前に山城議長の妻との面会が実現したことが紹介されると拍手が湧いた。
柏レイソル・下平隆宏監督、退場のDF中山雄太に「これを糧に成長してほしい」
明治安田生命J1リーグ第3節で柏レイソルは、1-2で川崎フロンターレに敗れた。試合後、柏の下平隆宏監督が会見に臨んだ。
試合の感想を聞かれた下平監督は、「すごく悔しい思いです。特に前半の40分過ぎにセットプレーとミスから立て続けに失点をしてしまった場面は、本当にゲームプランを大きく狂わせた。前半はせめてゼロで、もしくは1点で抑えられていれば、後半に盛り返す力も十分あったと思いますし、そこから逆転までという可能性はあったと思うんですけど。なかなか思い通りのゲームプランにならずに、うちに退場者(70分、DF中山雄太)も出てしまいましたし、苦しいゲームになってしまいました」と語った。
開幕戦こそサガン鳥栖に3-1で勝利を収めたものの、前節はガンバ大阪を相手に1-3と敗戦。第3節までに6失点を喫しているが、その点について質問されると「率直にいいことではないですね」と、守備に課題があることを認めた。そして「セットプレーのミスから。ただ、ミスに関しては、中山雄太を保護するわけではないが、彼は積極的にビルドアップをしていくタイプの選手。あそこで完全にクリアすることは当然できたと思うが、それは、僕の意図にも反しますし、チームの約束事とも違います。これを糧にして彼には成長してほしいと思います」と、20歳のDFを擁護した。
また「4-3-3」を採用した意図については、「川崎Fは攻撃力のあるチーム。それをまともに受けていたら失点をしてしまう。自分たちの攻撃の時間帯を増やそうとした」と説明した。
柏の次戦は15日、ホームで迎えるJリーグYBCルヴァンカップのグループステージ初戦、清水エスパルス戦となる。
富山DF代がタレントとひな祭りに入籍「今後は一層覚悟を持って」
J3のカターレ富山は8日、DF代健司が入籍したことを発表した。
代はクラブの公式HPを通じて「この度、兼ねてよりお付き合いしております、ビプロ所属のタレント中居鈴香さんと3月3日に入籍いたしました。公私ともにより一層、自覚と責任、そして覚悟を持って取り組みたいと思います。これからも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします」とコメントを発表している。所属事務所のビプロ公式HPによると、お相手の中居さんは愛媛県を中心に活躍し、ミスユニバース愛媛大会ファイナリスト、西予市観光大使の経歴を持つ。
代は水戸ホーリーホック、愛媛FC、レノファ山口FCなどでプレーし、2016シーズンに富山に加入。富山は12日にアウェイで、FC東京U-23とのJ3開幕戦を迎える。
浦和・槙野 ポドルスキ活躍に太鼓判 親日家ぶり明かす
J1浦和のDF槙野智章(29)がポドルスキの神戸加入を歓迎し、活躍に太鼓判を押した。3日、さいたま市内での練習後、「ポドルスキはアニメが好きだし、日本語も多少なりともたたき込んだ。すぐに慣れるんじゃないかな」と明かした。
【写真】槙野、代表戦ベンチで本田の横にいる理由 カメラに映りたい説は否定
槙野がドイツ1部のケルンに在籍した11年、ポドルスキは主将を務めており、親交も深かった。「キャプテン翼とドラゴンボールが好きだった。レガーズにも(キャプテン翼の登場人物の)日向小次郎が描いてあった」という親日家ぶりを明かす。
「彼の左足から繰り出されるシュートは、DFもGKも感じたことのない威力。それをファン、サポーターも見られる。自分もDFとして止めないとね。逆に楽しみ」。再会と対戦を心待ちにしていた。
電通社長辞任は海外メディアも注目 NYタイムズ、FTが報じた過労死の病理
電通の新入社員だった高橋まつりさんが過重労働を苦に自殺した問題はついに、同社の石井直社長が辞任を表明する事態へと発展した。
その衝撃は大きく、海外メディアも相次ぎ報道。「日本においては長い間、遅くまで残業することは会社に対する忠誠心として受け入れられてきた」などと、日本の「極端な」企業文化を世界に伝えている。
労働問題に揺れる電通(写真は東京都港区の本社ビル)
労働問題に揺れる電通(写真は東京都港区の本社ビル)
朝日新聞「電通だけの問題ではない」
電通の石井社長は2016年12月28日夜に会見を開き、同社幹部が労働基準法違反の疑いで書類送検されたことを謝罪、合わせて17年1月の取締役会で社長を辞任すると明かした。
辞任の理由を、高橋さんの命日である12月25日に遺族に直接謝罪できたからだと述べたうえで、「過重労働は決してあってはならないことで経営を預かる身として慚愧(ざんき)に堪えず、深く責任を感じている」と語った。